津軽三味線、和太鼓、箏、尺八。一緒に演奏することが難しいこれらの伝統楽器をシンセサイザーを触媒に見事に融合した日本唯一のアンサンブル
伝統楽器の可能性
この楽団の最大の魅力は作曲編曲能力にあります。
音の達人、シンセサイザーの菊地慶太は、国立音楽大学作曲科卒、東京学芸大学院で音楽教育専攻という、この分野に最適のキャリアを持ち、作曲家として活躍中。
邦楽器は楽器ごとに記譜やチューニング、文化が異なり一緒に演奏することが難しいのですが、それを長年の研究に基づいて克服した上、楽器の特性を生かしてジャズ風やロック風、ポップス風と自由自在に表現の幅を増やし、楽しく聴けて飽きない邦楽コンサートを実現しました。
知的で興味深い解説も相まって教育界からの評価が高く、各自治体の文化振興事業や国際交流事業、学校公演の実績を積み重ねています。
全曲オリジナルCD「進め猫勧進!」に続き「津軽!猫勧進」をリリース。
澤田勝邦(リーダー)プロフィール
1986年 澤田勝邦襲名
1995年 津軽三味線全日本金木大会にて青森テレビ賞受賞。NHK紅白歌合戦に出演
1997年 国際交流基金の海外派遣による津軽三味線ヨーロッパ文化交流ツアー公演に
参加。イタリア、ドイツ、ベルギー、ポルトガルを歴訪
1998年 津軽三味線全日本金木大会にて大條和雄賞受賞。
新宿コマ劇場、長山洋子公演に出演。
全日本津軽三味線大会でじょんから節部門優勝、特別賞の金木町長賞を受賞
2002年 韓国斉州島ロッテホテル、細川たかし公演に出演。
新宿コマ劇場、橋幸夫公演に出演
2009年 明治座、長山洋子、細川たかし公演に出演。
猫勧進を主宰する他、津軽三味線と邦楽の普及活動に全国をとびまわっている。
プログラム例
- オープニング オリジナル曲より
- 和楽器のレクチャーと演奏(伝統曲と現代曲を対比)
津軽三味線
– 伝統曲=曲弾き
– 現代曲=スィングじょんがら三下り
箏
– 伝統曲=六段の調べ
– 現代曲=花吹雪草子
尺八
– 伝統曲=鹿の遠音
– 現代曲=風のセレナータ
和太鼓 ソロ演奏
シンセサイザー いろんな音 - 有名な伝統曲を鑑賞
春の海、日本各地の民謡より - 和楽器体験コーナー
箏のミニレッスン(1名)と和太鼓3~4名
客席の皆さんも参加しての楽しい体験コーナー - 猫勧進オリジナル曲より
監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信
[メンバー構成] 5名 ほかスタッフ(津軽三味線、和太鼓、箏、尺八、シンセサイザー)