オーケストラの木管楽器セクションはフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの種類で構成されています。これに金管楽器ながら木管楽器によく溶け合う音色のホルンを加えた「木管五重奏」というスタイルならオーケストラのような音が再現できます。  
この特徴と機動力を生かして、多くの人々にオーケストラの魅力、クラシック音楽の魅力を紹介したいという主旨のもと、特に選抜された優秀な若手演奏家によって結成されました。  
ほとんどのレパートリーがオリジナル編曲されており、作品のエッセンスを見事に抽出することに成功しています。各メンバーは若手ながら既にプロとして多彩な活動を始めており、全員が秋山和慶指揮によるレパートリーオーケストラの首席を担当する実力の持ち主。2011年、100組以上のオーディションでのファイナル2組に選抜され、前田ホール（川崎市）、目黒パーシモンホールなど首都圏のホールで公演。同年10月にデビューコンサート。2012年にはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出演するなど、これからの楽壇を担う存在として期待されています。